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映画祭パンフレット(第5回)

映画祭の紹介

※画像をクリックすると、拡大表示します。また、音声ブラウザでは、パンフレットに関する説明文を読み上げます。

パンフレット 表紙

第5回 北海道ユニバーサル上映映画祭 「みんなで楽しむ映画祭」 を、2010年9月10日(金曜日)から9月12日(日曜日)に、北斗市総合文化センター かなでーる にて行ないます。

会場には、日本語字幕、ミュージックサイン、補聴援助システム 磁気ループ、音声ガイド、手話通訳、要約筆記、車いす席、ならびに託児所が用意されています。

9月10日は、17時30分から、大ホールにて、オープニングライブとして、「ユニバーサル ヨサコイ ソーランぶし」を行ないます。18時からは、大ホールにて、映画「風が強く吹いている」を上映いたします。

9月11日は、10時30分から、大ホールにて、映画「1000年の山古志」を上映いたします。12時からは、大会議室で、シネマカフェと展示会をオープンいたします。展示会では、「手塚おさむコレクション」、「宮沢賢治コレクション」佐藤国男氏の版画が展示されます。12時30分からは、ユニバーサル体験鑑賞会「サウンドシアター」を大会議室で行ないます。14時からは、大ホールにて「ジャングル大帝」を上映しながら、ユニバーサルワークショップ「ユニバーサルをさがしてみよう!かんじてみよう!つくってみよう!」を行ないます。16時からは、大ホールにて、「夕凪の街 桜の国」を上映いたします。そして、18時30分から、大会議室にて、トークショーと交流会を行ないます。「夕凪の街 桜の国」の佐々部監督との楽しい語らいをお楽しみください。なお、10時から託児所をオープンしておりますので、ぜひご利用ください。

9月12日は、11時から、シネマカフェと展示会を、大会議室でオープンいたします。11時30分からは、大ホールにて、「番場の忠太郎 まぶたの母」を上映いたします。12時30分からは、大会議室にて、ユニバーサル体験鑑賞会として、「ジャングル大帝」を上映いたします。13時30分からは、大ホールにて、ユニバーサルライブ・デフパフォーマンスの「手話アートシャワー」を行ないます。最後に、14時から、大ホールにて、「ゆずり葉」を上映いたします。

北海道ユニバーサル上映映画祭の日程およびタイムテーブルを記載しています。

パンフレット 裏表紙

すべての人が共有する文化として、ユニバーサル上映という環境が創造されることが私たちの願いです。

「ユニバーサル上映映画祭」とは、健常者と障害者が、共に楽しめる映画祭です。
誰でも気軽に映画を見に行くことができるように、上映映画に日本語字幕、音声ガイド(副音声)、ミュージックサイン、補聴援助システム(磁気ループ)、手話通訳、要約筆記、車いす席、託児所などを用意しています。

会場は、北斗市総合文化センター かなでーる です。
住所は、北斗市なかのどおり2丁目13番1号、電話番号は0138-74-2000です。
公共交通機関でのアクセスは、次の通りです。
JR江差線「きよかわぐち駅」下車、徒歩1分、函館バス 「北斗市役所通り」停留所下車、徒歩5分、函館バス 北斗市南北市街地連絡バス「かなでーる」停留所そばです。
なお、函館市総合福祉センター あいよる21と「かなでーる」の間、および七飯町地域センター前と「かなでーる」の間を結ぶ臨時バスの運行を予定しています。

チケット料金は、3回鑑賞券が一般が1,500円(当日2,000円)、ジュニア(小中高生)が800円(当日1,000円)です。
1回鑑賞券は、一般が1,000円(当日1,200円)、ジュニア(小中高生)が500円です。
チケットの取り扱いは、かなでーる、しょうはくどうプレイガイド、ローソンチケット(Lコード 12710)他で行なっています。
なお、会場の都合により、当日券が販売できない場合がありますので、ご了承ください。

ユニバーサル上映映画祭 会場案内、チケット情報、および会場付近の地図を記載しています。

上映映画紹介

9月10日(金曜日)

最初に、9月10日(金曜日)の上映映画をご紹介します。

当日は、17時に開場し、17時30分から18時までの間、オープニングライブとして、ユニバーサル ヨサコイソーランぶしを大ホールにて行ないます。
18時から20時13分までの間、映画「風が強く吹いている」を上映いたします。
監督・脚本は 大森すみお、原作は 三浦しをん。

出演は、 小出恵介、はやし けんと、中村優一、川村陽介、橋本あつし、もり れん、内野謙太、ダンテ・カーヴァー、斉藤慶太、斉藤祥太ほかの皆さんです。
目指せ、箱根駅伝!俺たちはつかんだ。人生を変える一歩を。
箱根駅伝。10人の思いがひとつになって、1本のたすきをつなぐ、他に比類なき青春群像。致命的な怪我によりエリートランナーへの道を閉ざされたハイジ(小出恵介)と、ある事件から走る場を失ったカケル(はやし けんと)。二人が出逢ったとき、遥かな夢への挑戦が始まった。限りなくゼロに近い可能性に挑んだ、寄せ集め10人のキセキ。
8月31日(火曜日)から、かなでーる特別展示室において箱根駅伝資料パネル先行展示を行ないます。

9月11日(土曜日)

続いて、9月11日(土曜日)の上映映画をご紹介します。
当日は、10時に開場いたします。なお、2回目以降は各上映ごと20分前開場となり、各上映ごとに入れ替えになります。

10時30分から12時30分までの間、ドキュメンタリー映画「1000年の山古志」を上映いたします。
監督は 橋本信一、ナレーターは 長谷川 はつのり。
中越大震災と闘った小さな村の物語。
山古志村。 丘陵地の斜面に広がる森林と棚田、ニシキゴイの養殖、そして「牛のつの突き」と呼ばれる闘牛など、「日本の原風景が残る村」として知られ、2003年3月から9月にかけて放映されたNHKあさの連続テレビ小説「こころ」の舞台にもなった。 橋本監督によるドキュメンタリー映画「掘るまいか 手掘り 中山隧道の記録」として紹介された 中山 隧道は、新潟県 旧 山古志村 こまつくら(現長岡市)と、旧 広神村 水沢 しんでん(現うおぬま市)の間にある国道291号旧道のトンネル。全長は875メートル。 手掘りの道路トンネルとしては日本最長である。 2006年に土木学会選奨土木遺産に選定された。 この映画は、中越大震災で崩壊した山古志の4年に及ぶ復興の記録である。 橋本監督の山古志村への思いが、私たちに生きる勇気を与えます。
なお、橋本監督の挨拶がございます。

続いて、16時から17時58分までの間、映画「夕凪の街 桜の国」を上映いたします。
監督は 佐々部清、原作は こうのふみよ。
出演は、 田中れな、麻生久美子、吉沢ひさし、なかごしのりこ、伊藤みつのり、金井勇太、藤村志保、堺正章、ほかの皆さんです。
広島 二つの時代に生きる二人の女性を通じて、いま、生きる喜びを痛感する。
第8回文化庁メディア芸術祭大賞、第9回手塚おさむ文化賞新生賞を受賞した、こうのふみよ原作「夕凪の街 桜の国」を、「半落ち」、「出口の無い海」の名匠・佐々部清監督が感動の実写映像化。
昭和33年の広島(夕凪の街)と、平成19年の東京(桜の国)、二つの時代に生きる、被爆者の心と家族の心が問いかけるものは。 佐々部監督の熱い思いとほろ酔いトークに、映画の感動の余韻に浸るひとときをシネマバーでご用意しています。

ユニバーサル上映映画祭で上映される映画の紹介です。9月10日には、「風が強く吹いている」、9月11には、「1000年の山古志」、「夕凪の街 桜の国」の2本を上映いたします。

上映映画紹介

9月12日(日曜日)

最後に、9月12日(日曜日)の上映映画をご紹介します。
当日は、11時に開場いたします。なお、2回目以降は各上映ごと20分前開場となり、各上映ごとに入れ替えになります。

11時30分から12時36分までの間、映画「番場の忠太郎 まぶたの母」を上映いたします。
この映画は、無声映画です。活動弁士付きの上映となります。
監督は、稲垣浩、原作は、長谷川伸。
出演は、片岡千恵蔵、浅香 しんぱちろう、常盤操子、山田五十鈴、ほかの皆さんです。
活動弁士は、斎藤ゆう子さんです。

叙情溢れる片岡千恵蔵 にゅうこんの一作。
「関の やたっぺ」、「沓掛 ときじろう」と共に、長谷川伸 原作の股旅映画三部作の一つである「まぶたの母」。大衆演劇の不朽の名作である「まぶたの母」の最初の映画化である。長谷川伸の名セリフが聞きものであるこの作品は、活動弁士の聞かせどころでもある。弁士は、北海道ユニバーサル上映映画祭3回目となる斎藤ゆう子。本映画祭のためのオリジナル脚本でお楽しみいただきます。

そして、14時から15時43分までの間、「ゆずり葉 君もまた次の君へ」を上映いたします。
監督・脚本は、早瀬憲太郎。
出演は、庄ざき 隆志、今井えり子、福嶋 いっせい、津田 絵理奈、きだ みどり、井崎 哲也、那須 ひであき、大久保 たか、石井めぐみ、西村知美、林家正蔵、山口かりん、大和田伸也、他の皆さんです。

ゆずり受け そして 引き継がれ続ける希望と未来へのメッセージ。
聴覚障害者の人権を守ってきた、全日本ろうあ連盟の創立60周年を記念して製作された映画。ぴあ映画満足度ランキング(2009年6月15日付)で1位となった。題名となっているユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てた縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。
耳の聞こえない生い立ちの中で、同じ障害の次代を支える学習塾や映像教材を推進する早瀬憲太郎が劇映画として企画したオリジナル脚本を、漫画「どんぐりの家」などで聴覚障害児の苦悶を描いた山本おさむの全面協力で磨き上げ、初監督に挑戦している。ロケには手話通訳者が同行し現場を支え、聞こえない監督やキャストと、聞こえるスタッフやキャストとの意思疎通を図りながら、熱い思いを実現させている。那須 ひであき と 砂田 アトム 両氏による、デフ(ろうしゃ)パフォーマンスとのコラボ企画。新たな映像文化の創造をめざします。

9月12日には、「番場の忠太郎 まぶたの母」「ゆずり葉」の2本を上映いたします。詳細については、函館保健企画内 橋本和幸
Tel: 0138-31-0010 / Fax: 0138-31-9919
または、info@inclusive-t.com
までお問い合わせください。

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